FEH初期から実装されておりリリースから1年以上経った今でも強力なユニットである歩行ニノ。
実装初期のキャラにしてはステータスも高く、習得するスキルも優秀なユニットですが、効果的に運用するためにはどのような個体値やスキル継承を設定すればよいのでしょうか。
今回はこのニノについての考察を行っていきたいと思います。
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歩行ニノの性能考察
最初に歩行ニノの性能について考察していきます。
競合相手は下記のユニットとします。
実際のステータスはこちら(★5のlv.40の基準値。競合ユニットも参考に記載してます。)
HP | 攻撃 | 速さ | 守備 | 魔防 | 合計 | |
ニノ | 33 | 33 | 36 | 19 | 25 | 147 |
レヴィン | 37 | 32 | 36 | 16 | 30 | 151 |
ステータスと移動タイプの対比
同じ歩行緑魔のレヴィンですがアタッカーとしてのステータスはほぼ互角です。
レヴィンの方がHPと魔防が優れているので魔法を相手にする際はレヴィンの方に軍配が上がります。
しかし、かといってそこまで高い耐久ではないのでさほど気になるほどでもないでしょう。
習得スキルの対比
レヴィンが強力なスキルを複数習得するため、スキル面ではレヴィンに敵いません。
しかし、ニノも強力な武器である「グルンブレード+」を習得するため、完全なレヴィンの劣化というわけではないです。
入手難易度と限界突破のしやすさ
レヴィンは★5のみの排出、対するニノは★3と★4の排出となりますので入手する難易度と限界突破のしやすさではニノの圧勝でしょう。
数が揃えやすいので現環境であれば★510凸は比較的現実的な選択肢となり得ます。
結論
単体であればレヴィンの方が汎用性が高いですが、「グルンブレード+」を駆使すればレヴィンを上回る火力を出しやすいのがニノの有利な点です。
限界突破もしやすいキャラなのであまり課金しない方はレヴィンよりもニノを重点的に凸していった方が経済的にも優しいです。
望ましい個体値
おすすめする個体値を考察していきます。
上昇ステータス
速さ↑個体を推奨します。
元の速さが36と現環境では微妙な値となってしまっているので個体値補正やスキルを使って少しでも追撃出来るようにしておきたいです。(火力は「グルンブレード+」で十分補うことが可能です。)
下降ステータス
守備の値を切り捨ててしまって良いでしょう。
アタッカーなのでHPや魔防でも良さそうですがHPは元々かなり低く、魔防はそこそこあるので敵の攻撃を1発耐えるためにもなるべくこれらのステータスは下がらないようにしておきたい所です。
習得可能スキル考察
次に、習得可能なスキルを考察します(効果は原文そのまま)。
武器(最終強化のみ記載)
グルンブレード+
攻撃力:13
射程:2
効果:奥義が出にくい(発動カウント+1) 自分が受けている強化の合計値を攻撃に加算
強化したステータスの合計を武器の威力に反映させます。
奥義カウントが1増えてしまいますが、最近は指揮スキルや波スキル等バフの手段が豊富になってきましたのでそのデメリットを補って余りある性能を発揮します。
ニノに限らず、ブレード武器を持つキャラを運用する場合は必ず味方を強化する事が出来るユニットを連れていくようにしましょう。
奥義(最終強化のみ記載)
ニノは奥義スキルを習得しません。
補助
引き寄せ
効果:対象を自分の位置に移動させ、自分は1マス手前へ移動する
ニノは敵の攻撃をあまり受けたくないユニットですのでこのスキルと相性が良いです。
味方のピンチにはこのスキルを使ってサポートしていくと良いでしょう。
パッシブ(最終強化のみ記載)
魔防3(A)
効果:魔防+3
魔防をノーリスクで底上げ出来るスキルですがニノはアタッカーの役割を担う事がほとんどですので出来ればA枠には火力をアップさせるスキルを導入させたいです。
攻撃の鼓舞(C)
効果:ターン開始時、周囲1マスの味方の攻撃+4(1ターン)
味方の攻撃をサポートする事が出来ます。
C枠も最近は波スキルで自身を強化出来るようになりましたが高級スキルであるので他に入れたいスキルがない場合はそのまま導入しておいても良いでしょう。
おすすめの継承スキル
おすすめの継承スキルをご紹介します(効果は原文そのまま)。
武器(最終強化のみ記載)
「グルンブレード+」が強力な武器なのでそのままで十分でしょう。
奥義(最終強化のみ記載)
「グルンブレード+」を装備する場合は奥義カウントが上昇してしまうので出来れば元が軽い奥義を選択していきたい所です。
月虹
奥義カウント:2
おすすめ継承元キャラ:パオラ(★4) オーディン(★4) アテナ(★4)
効果:敵の守備、魔防-30%扱いで攻撃
奥義カウントが2と軽く、「グルンブレード+」を装備していても発動しやすいです。
この奥義を装備していれば相手の耐久次第ですが味方のサポートがなくても敵を多少倒しやすくなります。
凶星
奥義カウント:2
おすすめ継承元キャラ:ベルカ(★4) ピエリ(★4) ロンクー(★4)
効果:与えるダメージ1.5倍
「グルンブレード+」で与ダメを跳ね上げる事が可能なので相性抜群の奥義です。
奥義カウントが増えてしまいますが発動さえしてしまば大抵の敵を倒す事が出来ますので基本はこの奥義を設定しておくと良いでしょう。
補助
「引き寄せ」が優秀なスキルなのでそのままで良いでしょう。
パッシブ(最終強化のみ記載)
アタッカー気質のユニットなので、その役割に沿ったスキルを導入してやると良いでしょう。
特に「攻め立て」を導入すれば使い勝手が格段に良くなりますので運用する際は必ず導入しておきましょう。
獅子奮迅(A)
おすすめ継承元キャラ:ヒナタ(★4)
効果:攻撃、速さ、守備、魔防+3 戦闘後、自分に6ダメージ
HPを除く全ステータスを上昇させます。
攻撃だけでなく、耐久も上がるので敵の攻撃を耐えて「攻め立て」が発動しやすくなります。
速さ↑個体に導入すれば速さが42となりますのでA枠の中でも特におすすめのスキルです。
死線3(A)
おすすめ継承元キャラ:サザ(★4)
効果:攻撃、速さ+5 守備、魔防-5
速さ↑個体でなければこのスキルで運用すると良いでしょう。
ただし耐久は大幅に下がるので「攻め立て」を発動させる際は攻撃を受ける敵を慎重に選ぶようにしましょう。
攻撃速さの大覚醒(A)
おすすめ継承元キャラ:クリスマスルフレ(★5) ライナス(★5)
効果:戦闘開始時、自分のHPが80%以下なら戦闘中、攻撃、速さ+7
緩い条件で「獅子奮迅」と「死線」以上の攻撃性能を手にする事が出来ます。
ただしスキル継承の難易度が高いのと初動は発動しない点には留意しておきましょう。
攻め立て(B)
おすすめ継承元キャラ:シャニ―(★4)
効果:自分のHPが75%以下で、自分から攻撃した時、追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う
導入していると攻撃性能が格段に増すのでニノを運用するのであれば必ず入れておきたいスキルです。
継承元もそこまで入手難易度は高くないので余っていれば積極的に導入するようにしましょう。
攻撃の波・奇数3(C)
おすすめ継承元キャラ:イシュタル(★5) レヴィン(★5)
効果:奇数ターン開始時、自分と周囲1マスの味方の攻撃+6(1ターン)(周囲1マスに味方がいなくても自分は強化される)
奇数ターン限定ですが自力で攻撃を高めることが出来るようになるので「グルンブレード+」と相性が良いです。
強化分と武器の効果分で+12の攻撃アップが望めますので継承難易度は高いですが習得する価値は十分あると言えるでしょう。
死の吐息3(C)
おすすめ継承元キャラ:カミラ(★4)
効果:自分から攻撃した時、戦闘後、敵の周囲2マスの敵に7ダメージ
アタッカーなので自分から攻撃する事が多く、発動機会は十分にあると言えます。
味方のサポートに繋がりますので枠が余っていたら継承させると良いでしょう。
聖印
おすすめの聖印をご紹介します。(効果は原文そのまま)
パッシブ枠と同様にアタッカー性能を高める聖印を装備する事が重要と言えます。
速さ3
効果:速さ+3
「グルンブレード+」で火力が上がりやすいので少しでも追撃出来るようにこの聖印で可能性を高めておきましょう。
個体値補正と聖印、パッシブスキルを合わせれば大体42~49辺りにまで上げる事が可能です。
死の吐息3
効果:自分から攻撃した時、戦闘後、敵の周囲2マスの敵に7ダメージ
C枠と同様に周りの敵にダメージを与えることが出来ます。
パッシブスキルと重複するので重ねて運用するのもありです。
相性の良い味方
「グルンブレード+」の効果で火力を上げていきたいので指揮スキルを複数扱えるユニットがいると便利でしょう。
その他に魔防の高い赤属性の敵が鬱陶しいのでそこをフォローできる味方がいると完璧です。
ティアマト
専用錬成武器とC枠、聖印枠に指揮スキルを用意する事が出来れば合計で「グルンブレード+」の威力を+18にする事が出来ます。
さらに応援スキルで更に上げることも出来ますのでこれ以上のサポートユニットはいないでしょう。
ラインハルト
魔防の高い赤属性ユニットを「ダイムサンダ」で殲滅する事が可能です。
赤魔を狩るだけでなく、様々な場面で汎用性を発揮するユニットでですので出撃させる際には一緒に連れていくと良いでしょう。
継承素材としての価値
継承素材としての価値を考察していきます。
継承したいスキル
やはり「グルンブレード+」が強力なのでこの武器を他の緑魔ユニットに継承させたい所です。
ワンランク下がっても効果は据え置きなので覚醒させたくない人★4で継承させても良いです。
他にも「引き寄せ」の素材としても優秀です。
継承素材にするべきか
ニノを限界突破させたいかによって素材にするべきか変わってきます。
ニノはそのまま運用させても強いので十分★510凸させる価値のあるユニットです。
しかし、先述した通り継承素材としても優秀なユニットですので凸させる予定がなければ素材として活用、主力として使っていきたいなら継承は他のユニットに任せて限界突破していくと良いでしょう。
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筆者の歩行ニノ
最後に筆者の歩行ニノを紹介します。
筆者のニノはあまりしっくりくる個体がいなかったので今は基準値個体で運用しています。
セオリー通りアタッカーとして採用していますがA枠が「死線」となっていますのでこれだと敵にワンパンしかねないのでいつもびくびくしながら敵を攻撃しています(笑)
そのため、やはり「獅子奮迅」等を装備した方が安定性は高そうなので速さ↑個体が来ればさっさと乗り換えることになるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
歩行ニノは排出レアリティが★3と★4であるため、普通にガチャを回していれば手に入りやすく、武器も強力であるため、初心者の方にもおすすめ出来るユニットです。
インフレが進んだ現環境でも十分戦えることが出来るキャラですのでまだ育成していない方はこれを機に育ててみてはいかがでしょうか。
以上です。